最初の師は、私の「ありえないこと」をスルッと「ありなんだー」にしてしまった人
私の起業のころの師匠は、吉田雅紀さんでした。
いまは起業支援のお仕事を公的な機関を通してされています。
あきない総合研究所というところのオーナーコンサルタントです。
現在の私がご一緒することはありませんが、接点を持たせていただいた時に
数々のできない理由のパラダイムを ワクワクする可能を感じさせる
ぶち壊し方をしてくださった恩人です。
※これは最近のお写真ですね。
当時の先生の年齢は、今の私の年齢ぐらいです。
コネなし、金なし、学歴資格もない、そんな私が20年位前の起業環境で
リーダーシップを取ったり、自分がトップになったり、ましてや社長に
なるなんて望む気持ちにさえ、気づいてはいけない、無理どころか
無関係だと言い聞かせていました。
いま思えば、私の世界に吉田さんが現れたことは
新時代の訪れを聴くことになったのです。
資金が豊富、実家が商売をしているか、事業家の子供
すごいアイデアや発明ができる天才、社長さんたちと
同じ世界に住んでいるか、住んでいる人に後押し
してもらっている、そんなことでもなければ
自分で雇われないでお金を稼ぐってないとおもって
ましたから。
だから、私は自分のスキルや持ち味を伸ばすことで
自分がついていきたい リーダーに必要とされるようになって
リーダーが描く未来を実現するお手伝い させてもらえるように
なるのが夢でした。←いまではそんな人材を必要とする側に^^;;
でも吉田さんは、誰でも起業はできる時代になったことを
いろんな発信をして伝えてました。
その発信されるものを受け取りながら
いつもその物の見方や考え方をオモシロイ!とおもっていました。
もちろん反感や異論など、もてるほどのもんではなかったのもありますが
1人の人間として、違和感をを感じる力くらいはあります。
その前提でも、十分オモシロい人でした。普通の生活の中ではあまり見ない
多数大勢ではない人種の人でした。
ビジネス、起業の話をきいているけど、起業をしていなくても聞ける話を
するオモロイ近所のおっちゃんのような人。←ほめてます。
それはもう、会社員の父と世間知らずの母やうちの親戚では聞けない言葉
オンパレードですよ。
たとえば、「どうやって成功するかなんか、だれもわからんねん」とか
「成功してる社長の多くは偶然が重なったからやで」とか。。。
( *´艸`)言うたあきませんよね?と思うようなことも、そう思っていたら
はっきりいうタイプでした。
吉田さんから学んだことの一番おおきなことは、
【起業は(あきないは)社会(世界)の中でやっていく事
社会の常識がわかってなくて、うまくいく事業なんかない】ということ。
どういうことかというと、やりたいことをやっててもあかんってことと
自分の正義を社会や政治や行政や組織や自治やコミュニティーに向けても
しゃーないし、反発心から事業を考えても、うまくはいかない。ってこと。
マクロ(社会・世界)とミクロ(自分・足元)
この二つの相反することの「華麗にあつかうセンス」を背中で見せ続けて
もらったんだな。って思う
なにも知らない私に、小さな範囲でしか、狭い人間関係でしか考えられない
のは、ナンセンス(センスのないやつがすることだ)ということを
徹底的に教えてくれたのです^^
私が、20代後半のころの話です。